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BUSINESS GUIDE

サンファースト工法

サンファースト工法は、木造在来軸組工法をベースに接合部の強化や構造板などを使用し、さらに進化させた建築工法です。木造在来軸組工法とは、古くから日本の風土に育まれてきた工法。柱や梁などの軸により建物を支えるのが特徴です。

サンファースト工法映像

木は、日本の住宅に欠かせない優れた建材。しかし、乾燥や湿気によって伸縮を繰り返すことで梁と梁をつなぐ金具が、永い年月と共に緩んでしまう事態は避けられないことでした。 その「ゆるみ」を克服するために開発されたのが「メルディア羽子板ボルト」。スプリングの力や、ボルト固定のための「立ち上がり」を設けた独特な形状により、木材の伸縮に柔軟に対応。接合部のゆるみを半永久的に防ぐことで建物自体の「ゆがみ」を抑え、強固な構造を持続します。

建物の柱と基礎、柱と梁を強固に緊結する「ホールダウン金物」。直下型地震時などに、柱が土台や梁から引き抜かれることの防止にも効力を発揮。大切な接合部を1ヵ所1ヵ所強化することで、住まい全体の強度をアップしています。

  外周部に、厚さ9mmの構造板を施工。建物全体を面で覆った構造は、日本古来の木造軸組工法と、欧米で普及している2×4工法(枠組壁工法)とのハイブリッドとも呼べるものです。地震や台風時などに発生する「横方向」の力を分散して受け止め、万が一の際にも安全性の高い建物を実現しました。
  品質や強度が安定した集成材は、体育館などの大型建築物にも採用されることが多い建材です。しっかりと乾燥させ、含水率を落とした板を重ねて圧着するので割れや狂いが少なく、長期にわたり高い強度を保持します。種類も豊富な集成材の中から、部位ごとに最適なものを厳選して使用しています。
  厚さ24mmもの構造用合板を敷き込み、床梁に打ち付けて一体化。面で荷重を分散させることによって、ゆがみやねじれの少ない高耐久構造となります。地震や台風の際に発生する水平力に特に強い、安心な床構造を実現しました。
  建物の底部全体を鉄筋コンクリートで支えるベタ基礎工法。壁の下部にのみ基礎を巡らせる布基礎工法と異なり、「面」で建物の加重を分散して受け止めます。それにより、不同沈下を起こしにくく、地面から上がってくる湿気も防止。力強く暮らしを支えます。

  不快な結露は、室内だけでなく壁の中にも発生し、建物を内部から腐食させる危険があります。そこで、壁体内に通気層を設け、常に風通しの良い状態に。見えない部分にも細心の配慮を施すことで、建物の耐久性を飛躍的に高めています。
  建材を食い荒らすシロアリは、住まいにとって大きな脅威。事前の害虫駆除対策も確実に実施することで、建物を守ります。駆除剤は、人体に影響がない「非有機リン系」のものを使用するので安心。施工日より5年間の保証付です。
  基礎と土台の間に硬質樹脂のパッキンを設置。基礎の全周からスムーズに新鮮な空気を取り入れることで、床下の高い換気効率を実現。湿気がこもることによる建物土台の腐食を防止し、住まいを長持ちさせます。
  どれほど強い家でも、軟弱な地盤では安心して暮らすことはできません。メルディアDCでは、建築前に必ず地盤の状態を確認。建物規模(2階建て/3階建て)に合った地耐力があるか確認し、補強が必要な場合には、補強工事を行います。補強工事の有無に関わらず、20年間の保証付です。